響の夏休み道東ツーリング2日目 [ツーリング日誌]
[北海道ツーリング1日目]
2日目ですが
昨日は移動日だったので
僕の気分はこの日からが北海道ツーリングの本番
<・m= チュンチュン
富良野で迎えた朝
昨晩は富良野に着く前に本降りの雨に
やられちゃってから迎えた朝ですが
ペンションの窓から外を見ると
雨は上がって青空が見えていました。
よかった~
北海道ツーリングの本番開始も
雨かと思ったよ。
九州より夜明けが早いので
それに合わせて早起きしてペンションを出て
富良野の街を走る。
一晩降ってた雨で路面はまだ濡れています。
朝の冷え込みもあって
霧も発生してるよ
霧の中で薄っすら浮かぶコンビニの看板を見つけて
朝ごはんを食べて郊外へ
空気がめちゃ気持ちが良いです。
k544に入って
ドラマ北の国からの舞台の
麓郷へ行って見る
ドラマで使っていた五郎の石の家を見て行こうと
思ってたんだけど朝が早過ぎました。
門が閉まって入れんぞ
門が開いてから中に入らないと
石の家は見れないシステムになっちょった・・・(汗)
んなら仕方ないので
そのまま県道を周遊して先へ進みます。
上富良野へ行く峠道から
なかなかステキな景色が見えたよ。
平地へ降りて入ってると
道路案内もステキ!
カッコイイかも
道が真っ直ぐですね。
ツーリングの最後の方では
メンドクサクなっちゃう直線道ですが
この頃はまだ感動しながら走っております。
上富良野へ行くまでの途中で
鳥沼公園の横を通ったので
ヤマセミ号を停めて見た。
湧水池があるようで
湖面からは湯気が出てるよ。
雨上がりなので微妙に濁ってるのかもしれないけど
それでも綺麗な湖でした。
湖畔には完全に秋の野草が満開です。
畦にはセイタカアワダチソウも満開です。
早過ぎじゃネ?
レンタルバイクを予約する時に
大体の気温を聞いて来ているので
真冬用のインナーを持って来てて良かったです。
上富良野からk291で十勝岳(2077m)の
麓を走ってみます。
十勝岳って火山ですか?
火山らしい荒々しい風景が広がっていましたが
山が2千メートル級の高山なので雲が引っかかっていて
ドンヨリと曇ってたので
見晴らしはイマイチ
見晴らしの悪い十勝岳からさっさと
下って美瑛へ
はい、初めての北海道なのでお決まりの
コースでございます。
なんたらと名前がついてるポプラの木の前を通って
パッチワークの中の道も走ってみた。
(写真はケンとメリーの木)
これは「北海道じゃ~!」って
景色じゃないでしょうか。
ひ、広いぞ~~!!
近代農法が作った
広大な風景でした。
ここで作ったポテチを食べてんのかな?
地図を見ないで適当に選んだ道だったけど
美瑛を満喫できるところでした。
阿蘇の草原とはまた違った
感動を覚える風景で
人気スポットというのも納得
で、そろそろ360度のパノラマも
散々眺めたのでもう良いかな?と思っても
広すぎて走っても景色が変わんないことに
少し飽きてくる贅沢な響です。
無駄にグルグル走っちゃうと
今後のプランが危なくなるので
初めてナビを使って美瑛の丘を脱出
広大な農地の端っこの道から
通常のルートへ戻ります。
旭川の市街地を避けて
県道を抜けますが
ここで珍しく水田が見れました。
これが北海道の棚田です。
棚田ですぞ
どうです?
一個の田んぼがでかすぎて棚田に見えんでしょう?
ったくスケールがデカイぜ北海道。
旭川からR273で層雲峡を目指すけど
川を渡る橋から見るとこっち方面の川も
台風12号の影響が残ってるようだ。
R273をひたすら走ってると
層雲峡に近付いて来てるけど
石狩川も迫力満点状態です。
で、ひたすら走って近付いてるはずの層雲峡ですが
全然近付かないよ。
地図のマップルの尺図が
他の地方と違うのは判ってるつもりでしたが
地図1ページ分がめちゃ遠いぞ。
ったくメンドクセぇぜ北海道!
なので一気に層雲峡へ行くのはあきらめて
途中の自販機でコーシータイムを取ります。
アラアラ
台風で落ち葉が溜まっちゃったのかな?
落ち葉が自販機の前だけに
散らかってますねぇ。
風も無いのにパタパタ
なびく葉っぱもありますよ。
蛾にそっくりな落ち葉ですが
おやおや、電話BOXの中まで
入っちゃてもう・・・
暴れん坊な枯葉さんだこと・・・
コーシー飲みたかったな・・・
ったく、蛾が多過ぎるぜ北海道
・・・
ギャーーー!!
現実逃避しちゃうくらい恐怖の自販機じゃった
コーシーは諦めます。
休憩しようと試みた場所からは
意外と早く層雲峡へ入りました。
一直線の道からいきなり
山道になるのが北海道のスタイルらしい。
風光明媚な奇岩の続くエリアですが
雨のおかげで男らしい風景が見れます。
いかにも川が岩肌を削りましたって言う
自然の仕組みが良く判る気がします。
更に層雲峡の奥へ行くと
長いトンネルの手前に
流星の滝と銀河の滝がありました。
滝の名前がすごく良いぞ。
銀河の滝の前で
やっとコーシータイム
休日だともっとごった返しそうな
見事な滝でした。
長~~~い銀河トンネルを超えて
大雪ダムからR39から離れてR273へ
大雪湖から進むと
石狩岳や三国山などの高い山おおかげで
また曇ってきた。
雨が降るんじゃないか?と思ったところで
三国峠に到着!
峠の上にパーキングがあったけど
僕が見たかったのは少し下ったところにある
橋から見える風景 ↓
有名なビュースポットですが
何処までも続く原生林が凄い!
この中に熊は何頭いるんだろう?とか
思っちゃう。
この雄大な風景を
ステファニーと眺める
ステファニーも「凄いね」と
おっしゃっています。
さて戻ります。
見たかったのは三国峠だけで
この先の方向に行くプランではないので
引き返して大雪湖から再びR39に戻って
石北峠でおやつを食べました。
マップルに「ゆでとうもろこしを食べて一服」なんて
書いてるので素直にゆでとうもろこしを
頂きます。
九州では焼きトウモロコシが主流なので
塩味の聞いたゆでとうもろこしはなんか新鮮なお味でした。
で、食べながら熊を見てると
福岡空港で生き別れした
ちゃっつん生きてるかどうか心配になってきた。
その頃
ちゃつは・・・ ↓
同じく熊の前じゃった。
生きてるようだ。
ちゃっつんが生きてて安心したので
歯に挟まったとうもろこしの
皮を舌で外しながら
先へ。
(オーイ、爪楊枝もくれ)
峠を降りるとまた真っ直ぐな道になったよ。
とうもろこしの皮を外すのに
舌が疲れたころキタキツネ発見!
もちろん昼間なので飼ってるやつね。
可愛い!
思ったより小さいんだね。
お土産屋の客寄せキツネですが
お土産屋を覗くとカニカニカニカニカニーー!
毛ガニがうじゃうじゃ
毛ガニの中では花咲蟹が有名ですが
これはその近類種のカタガニと言うらしい。
夏蟹ですが冷たいオホーツク海産なので
夏でもめちゃ美味しくてなにより安いので
我が家へ送り届けてもらいました。
大きさよりも重さで選ぶのが重要らしく
重い奴3匹を送料込みで10000円チ~~ン!
お土産ノルマ完了!
カニの試食も頂いて
北見へ
街が近付くと道が大きくなるけど
まだ街の中心じゃないので大きくするのは早いんじゃ?
無駄に広すぎだって!
で、お昼なんですが
なにも下調べしてないので
またしてもマップルに掲載されている
お店に行って見たけど回転寿司なんだよね。
大きな街なので
他は九州でもみる全国チェーンのお店ばかりなので
入ってみた。
北海道らしくホッキ貝を頂きます。
トロンとコリコリで
食感がステキ!
総合すると普通ですけどね。
普通と言っても僕の地元も
回転寿司の激戦区なのでどこも美味しいので
普通でも大満足なのでした。
北見市街地を出てk104から
郊外へ出ます。
長かった内陸の道もやっと
終盤です。
k104が突き当たったところが
能取湖でした。
能取湖の横には
廃線になった湧網線跡のSLがあります。
九州にもSLは多いけど
九州のSLには装備されていない
奴が誇らしげに付いてる
除雪用のスカートがカッコイイ!
僕がたまたま立ち寄ったのが卯原内の駅の跡でしたが
廃線の跡はオホーツク自転車道として整備されていました。
ちなみにオホーツクって英文字で見ると
「Okhotsk」と書きます
Oの次のkは何のためにあるんだ?
ったく、英文も難しいぜ北海道!
能取湖の風景が綺麗だったので
ちょっと先まで行ってみた
サイクリングロードから湖を見ると
岸辺が赤っぽいのが名物のサンゴ草なのかな?
近所だったら
この道を自転車で走ってみたいな。
サンゴ草が気になるので
群生地を探して行って見ることにします。
佐賀県にあるシチメンソウとそっくりだね
9月中旬から赤くなるようで
微妙に早かった感じです。
まだ緑の部分が残ってるよ
他の観光客も微妙な色付きを見て
数枚写真を撮っただけで去って行きます(笑)
僕も数枚だけ撮ってサンゴ草の群生地を後にして
能取湖沿いを走ってみた
湖みたいだけど汽水湖みたいだよ。
ヤマセミ号を停めて湖を撮って
ふと足元の草を見ると
大盛況じゃった
道すがらの雑草は全部この密集状態でした。
やっぱり虫、多すぎだぜ北海道!
美岬ライン(k76)は能取湖から
オホーツク海沿いへ
この美岬ラインを行くと
能取岬だ
マイナーな岬ですが
かなり僕好みの長閑さです。
岬までの道がとっても良い
灯台の前の草原は
美岬牧場の草原。
地図で見てもそんなに飛び出てる
岬じゃないけど
海風が気持ちがいいです。
岬の駐車場も予想通り
ガラガラ
先っちょハンターではないけど
ここの灯台が白黒で可愛かったので
来て見たかったのです。
北の海を見つめる灯台って
過酷な冬を耐えて建ってると思うと
威厳を感じちゃいます。
んじゃ儀式をやりましょう!
流氷打ち寄せる海を守る
近代化遺産の灯台の前で・・・
イデヨ・シェンロン
網走エリアでのミッションの一つはクリアしました。
後、一個
日が傾いてるけど
閉館までに間に合うか?
有名なスポットなので
親切に案内が出ていたので時間を
ロスすることなく閉館に余裕で間に合いました。
網走ならここは外せません ↓
網走刑務所のミュージアムは
規模が大きすぎて詳しくは
別レポですが閉館ギリギリまで
いっぱい見て回る所がありました。
蛍の光が流れる前になんとか全部回って
最後は現役の網走刑務所の前で・・・
有名な映画のパクリを・・・
この塀の向こうは
本物の刑務所の塀なので
当然入れないので
外を見ただけでそろそろホテル探しをしましょう。
(遅くネ?)
網走刑務所から
夕焼けを見ながらJR網走駅の前まで行くと
ホテルが並んでるので
余裕をかましつつルートインへ
「申し訳ありません、生憎満室でございます」
あれ?
平日なのにね
んじゃ、隣の東横インへ
「申し訳ありません、生憎満室でございまして・・・」
オット~!
これは何だかヤバイ展開じゃないでしょうか?
スマホで検索しても市内で該当する部屋が無い
これは小さなホテルをコツコツと回るしか無いかな?と
思ってるとすぐ近所のグリーンホテルがあったので
聞いて見るとなんとか空室がありました。
あっぶねぇ~
平日で回ってるので予約無しで
余裕だと思ってたけど
またこんな風になったらいけないので
チェックインして直ぐに次の日のホテルの予約をしました。
とりあえず明日の宿も確保したので
長旅の汗を落とすよ~~!
さっぱりして外に食事に行くけど
網走駅の前なのに以外と店が少なくて
一軒だけあった居酒屋に入って
カンパァ~~イ!
プッハ~~!
美味しいね
おつまみは名物の
行者ニンニクです。
お品書きに「2本までなら匂わない」と書いていたので
2本頂きました。
ニンニクパワーで明日のエネルギーはOK
ホロ酔いの網走の夜は
夏休みツーリングの3日目に続くのであった。