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響の夏休み道東ツーリング3日目 [ツーリング日誌]



響の夏休み道東ツーリング2日目」からの続き




[晴れ]

∑・m= チュンチュン

<・m= チュンチュン




朝ですよ~~!






は~い、響

起きてますよ~~!!

1 夜明けの網走市内.JPG


おっはよ~~!!



普通ならどっぷり寝てるくせに

5時にホテルを飛び出す元気な響です。

(4時40分に目を覚まして朝御飯も済ませる早業)






ツーリングた~のし~な~♪






ホテルを出ると

直ぐにオホーツク海の夜明けです

1 オホーツク海の夜明け.JPG


インナーを着込んでるので何ともないけど

網走の朝はちょっと寒い




朝焼けの海岸線を走ると

ずっと昆布ダシのうどんのスープの香りがします。

2 海岸には昆布.JPG


食べ放題みたいです。

(昆布が・・・)





R244で網走市街地から数キロ

走ったところでニポポ発見!

3 ニポポって言います.JPG



アイヌのこけしです





せっかくなので

ここで晴天祈願でもやっとくか・・・


4 太陽って大事.jpg



よし、先へ急ぐぞ




と急がなくてもまたもや

こんな道ばかりです ↓

3 今日も長い道のりになりそうだぜ.JPG


信号なんて無~い




これなら良いペースで行けそうだってことで

JR釧網本線の北浜駅に寄り道

5 北浜駅です.JPG


海の横の小さく可愛い駅です。



中を見ると

名刺がいっぱい

6 熊本の大畑駅みたい.JPG


九州の秘境駅にも名刺ばかりの駅があるけど

ここも凄い!



名刺じゃないけど

記念にこれを置いて行こうかな?

7 名刺じゃないけどよかろう.JPG

マイナリストのステッカー



誰かここにツーリングに来る人がいたら

持って行っても良いよ。



セコく1枚だけですけどね。


8 オホーツク海を見ながら走る路線だよ.JPG


線路の方を見ると

冬だと流氷を見ながら走る

絶景路線だ。




鉄ちゃんモードで遊んだら

1日があっと言う間に潰れそう。




北浜駅を出ると

再び平原の中を走る

4 晴れ男頼むぞ.JPG


濤沸湖が国道沿いに続いてて

広大な湿原のような風景を作っています。


9 網持って入って見たい.JPG



海沿いを走っていた斜里国道(R244)は

カクっと曲がって今度は

升目のように広がる防風林の中の

直線道になります。



6 世界遺産にしようとしてる防風林.JPG



大きな農地を囲むように

木が並べて植えられています。



厳しい海風から守ってるのでしょう。



その斜里国道から知床国道に入ると

どうしても走って見たかった知床横断道路に

なるのだけどその前にマップルに

名も無き展望台っていうのがあったので

登ってみたよ。


10 眺めよし.JPG


名も無き展望からの眺めにしては

いい眺めかも。



展望台に登ってきた道を

振り返ると一回は走っても良いけど

2回目は絶対退屈だと思う直線

11 忘れ物したくねぇな.JPG


長過ぎやろ




展望で深呼吸して

ヤマセミ号を知床岬へ向けます


14 知床の道.JPG



海の色が濃い



夏でも冷たそうな寒流の色です。




しばらく海を見ながら走っていたら

オシンコシンの滝があります。

13 オシンコシンの滝.JPG


海ばかり見てたら

不意打ちのように出現するぞ。

(アザラシを探していました)




見事な不意打ちをくらって駐車場に入り損ねたので

滝の真横にバイクと停めて

写真だけ撮って先へ行くと

岩場の上に猛禽類らしき鳥を見つけた。




日陰な上にコンデジなので

あまり綺麗に撮れてないけどこれって

オジロワシですか?

12 猛禽類発見.JPG


ちょうどお尻部分が見えないけど

オジロワシみたいなのでこれは感動!

(もうオジロワシって決めちゃっていますケロね)



さすが世界遺産の知床半島じゃ





ではオジロワシに別れを告げて

知床横断道路へ



7 海沿いから横断道へ.JPG



楽しみにしていた知床横断道路を行きますが

カムイワッカまでの道を途中まで

行って見ました。




8 白樺の森の中.JPG



知床五湖までの道沿いは

ずっと白樺の森が続きます



その白樺の森で

初日、ピョンピョン跳ねて

バイクに飛び込んで気付けば抱っこの恐怖に怯えた

エゾ鹿登場!

9 エゾ鹿.JPG



道路で見るより森で見た方が

美しく見えるよ。



夏場から観光客を見慣れてるのか

近くまで寄って来る。

10 僕の事が好きなのか?.jpg


今なら抱っこしてやっても良いぞ。



可愛かったので

走ってて鹿が飛び込んで抱っこになっても良いかな?と

思いながら知床五湖の近くまで行ってみました。



11 白樺と熊笹の世界.JPG


カムイワッカの滝まで行ける案内があったけど

7:30から開門だったのでまたしても

僕の行動が早過ぎました。



時間が早くて閉まっとる。(汗)



12 世界遺産の岬を走っています.JPG


仕方ないので

知床横断道路に戻って

峠を越えます。


13 標高がどんどん上がるよ.JPG


少しづつ標高を上げていくと

眼下に知床の原生林が広がっていました。


15 熊は何頭いるだろう?.JPG


熊は何頭いるかな?



ヤマセミ号が向いてる方と見ると

羅臼岳(1660m)がくっきり見えています。


14 羅臼岳.JPG



う~ん、

来て良かったよ~!





しかもクネクネがこんなに楽しいとは・・・

18 クネクネがこんなに楽しいとは.JPG



やっぱり真っ直ぐな道より

クネクネ道が楽しいよ。


19 羅臼岳の絶景.JPG



羅臼岳の絶景を見ながら

頂上を越えて行きます


15 峠の頂上.JPG



知床横断道路の峠を下ると

今度はオホーツク海じゃなくて

太平洋側に変わる。


16 太平洋を見ながら給油中.JPG



太平洋を見ながら給油して

羅臼の街を走ると

純の番屋を見つけた~!


18 ドラマではもっと寂しいそうな場所でした.JPG


北の国からのロケ地で昨日は

富良野の石の家が早朝過ぎて見れなかったので

北の国から系は何も見ないで終わるのかと思ったけど

道の横にあったので簡単に発見できてよかった。



17 純の番屋.JPG


まぁ、ドラマを見てなかったらなんて事ない

スポットなんだけどね。



ドラマじゃすっごく僻地のように描いていましたが

意外と街中でした(笑)



軽くバイクを停めて番屋の写真を撮ってると

僕の止めたヤマセミ号をバックに記念撮影する

お隣の大陸の方がいましたので

ジェスチャーで「跨って撮りなよ」と言うと

喜んで家族全員が跨って写真を撮っていました。

19 ヤマセミ号大モテ.jpg

ヤマセミ号

モテモテです。




誰一人日本語を話せないようですが

恐ろしくハイテンションな御家族で

一緒に楽しくなっちゃった。




お互いハイテンションで

手を振って分かれて先へ

20 岬を横断したら太平洋側って面白い.JPG



国後国道(R335)で標津を目指す


21 山陰まで行かないと見れないスノーシュート.JPG



雪深い土地なので

道路のアップダウンがあるところは

こんなスノージェットがあるよ



22 基地から発進するみたいでめちゃカッコイイ.JPG



山陰にもあるので珍しくはないのだけど

普通のトンネルと違って

なんだか基地から出撃してるみたいな気分になれるので

大好きです。



きっとライダーの半数の方は同じような

感覚なんだと勝手に思っています。

(僕だけだったりして・・・)



23 よそ見したらガードレールがないので水没します.JPG


遠く国後島を見ながら

標津まで行ってR272で一気に内陸側へ


25 先が見えないうえお腹が痛くなってきた.JPG



海岸のクネクネ道をは打って変わって

またまた長ーーーーーーい直線だらけだ。



この長ーーーーーーーい直線の先へ行くと

開陽台の展望台へ通じるのですが

途中でお腹が痛くなりました。



何時ものカイロはお腹に貼って走ってるけど

やっぱり冷えちゃったのかな?



トイレをしたくても広大な農地のど真ん中で

何もない。



しかも何処に駆け込んでも丸見えと言う・・・




めっちゃ長い直線を我慢して走ると

開陽台の案内板が見えたので

「よし!もうちょっとや」と最後のスパートをかけるべく

最後の角を曲がるとそこがまたこの直線じゃった ↓


20 開陽台付近だったか?.JPG



ったく、変な汗が出るゼ北海道!





で、なんとか開陽台に到着

26 とっても爽やかな道.JPG



展望台のトイレでスッキリして

駐車場を見ると平日って事もあって

有名スポットながらガラガラです。


22 駐車場で遊んではいけません.JPG



駐車場からでも十分見晴らしが良いけど

僕もあの展望台に行って見る。


24 展望台.JPG




途中に幸運の鐘があったので

何もためらいもなく鳴らしてみた


23 金運の鐘.jpg



かなりウルサイけど

迷惑になるような民家はな~い!


25 地球が丸く見える.JPG


ほんと地球が丸くみえるような気がします。


26 草スキーやってみたい.JPG


メジャーなスポットだけど

やっぱり見応えあるね。




マイナースポットも良いけど

やっぱり初めての北海道はまずは

メジャーからだな。





展望台を降りて

来るときは一生懸命に何かを我慢して走ってたので

通過しただけだったジョットコースター道路に戻ってみました。

27 定番のジェットコースター道路.JPG



周りはみんなこんな道ばかりなんだけど

みんな開陽台に来たついでにココで写真を撮るんでは?


28 走ると意外と退屈なんだぞ.JPG



しかし見事にウネウネしていますね。



バイクを停めてこのジェットコースター道路を撮ってると

ここで初めて

北海道でセミを見ました。

21 北海道初のセミ.JPG


初めて見たエゾゼミです。




鳴いてるセミはいないけど

この固体も弱っていたので夏の名残かな?






んじゃ、大草原の中を走りますよ~

29 大草原とヤマセミ号.JPG



中標津方面を目指すけど

何処までも、何処までも草原と直線道で

道路案内も無いので

道が合ってるのか間違ってるのかさっぱり・・・



27 どれも一緒の直線に見える.jpg


地図とナビを交互に確認するけど

農道なのでイマイチわかんねぇ


28 方角が合ってれば良いか.jpg



方角が合ってるので

あまり気にせず突き進むと

やっぱり僕の廃墟センサーって凄いかも。




ねぇ、凄くねぇ?



広~~~い大草原の中で

一発で見つけたんだよ


29 廃墟ハンター参上.JPG

  ☆掩☆
   ☆体☆
    ☆壕☆



計根別の掩体壕を見たくて

廃墟センサーのスイッチを入れていましたが

何の苦労もなく発見してしまった。




詳しくはまたね。




僕のプランニングではまだ1時間ほど

掩体壕捜索時間を当てていたので

その時間を使って摩周湖へ行って見ようと思います。

30 タイヤの真ん中が減るはずだよ.JPG


対向車のトラックが来ると

バホッとカメハメ波のような爆弾風を受けながら

やがてクネクネ道に変わる摩周湖までのk52を登ります。

31 摩周湖までの道.JPG


どんどん登っていくと摩周湖第一展望所に着きますが

駐車場が有料なので

先にあるタダの第三展望台へ行ってみた。


31 摩周第三展望台はタダ.JPG


摩周湖の道って走ってても何も湖なんて

見えないので

展望所に上っていきなり摩周湖が出現するのは

めっちゃ感動です。




ったく憎い演出だゼ北海道!

30 霧は?.JPG



素晴らしい景色じゃ~~~!




僕の周りの人はここに行ったけど

一回も霧で見れなかったそうだけど

こんなにクッキリ霧の摩周湖が見れるのは

初日に雨で頑張ったご褒美でしょうか?

32 超広角じゃないと取れないアングル.JPG


北海道遺産にも認定されていて

バイカル湖につぐ世界第二位の透明度らしい。




この深い湖の青を摩周ブルーって言うんだって

33 見たことも無い色.JPG



湖面に下りてブクブクカメラで覗いてみたいな。

(昔は降りるところがあったらしい)



小さなカムイシュ島もくっきり見れて

寄り道して良かった。




摩周湖も綺麗だけど

展望台の反対を見ると

お隣の屈斜路湖も見えます。

34 屈斜路湖が見える.JPG



また来る時はあっち側にも行きたいな。




展望所は羽アリの大発生だったので

あまり長居せずに展望所の階段を下ってると

リス発見!

35 シマリス登場 買えば4980円.JPG

シマリスだ。



昔ペットショップの広告の品で

4980円で買ってしばらく飼ってたことがあります。



観光客を見慣れてるとはいえ

流石に野生なのでこれ以上は

近付けませんでした。




と、ここで丁度お昼になったのだけど

ちゃっつんからもめにまるさんからも

納沙布岬に行くなら「生サンマ丼」を食べて来いというので

ここは我慢して納沙布岬まで行くことにします。





ちなみにちゃっつんはその頃・・・ ↓

o0320024011468620544.jpg

バイクと一緒に横になって死んだフリしてたらしい。





とりあえず生きてるようだ





熊に襲われそうな時は助けに行こうと思っていましたが

SOSの要請も無いので僕は先へ行きます。

(まぁ、助けに行くのに5時間くらいかかりますケロね)


33 草太兄ちゃんが下敷きになったトラクター.JPG



またカメハメ波を受けながら

R273の直線道路を走って

根室の手前で給油のついでに泥んコになった

ヤマセミ号を洗車してあげました。

35 ヤマセミ号洗車中.JPG


いつもカワセミ号は綺麗にしてあげているので

ドロドロになったヤマセミ号が可哀想で

借り物といえども我慢できませんでした。



流石に時間に余裕が無いので

拭き上げまではしませんでしたが

初日の雨の汚れくらいは落ちたので

納沙布岬に向けてGO!



36 こんな風景大好き.JPG


風連湖を見ながら根室市内へ入るけど

岬へ向かう前に根室市内にある

明治の赤煉瓦サイロにご挨拶

37 明治のサイロ.JPG



これまでに一杯サイロを見たけど

赤煉瓦って以外と無いんだよね。




んじゃ、先っちょに向けて走りますが

先っちょまでの道がめちゃ良いぞ

36 地平線ってやつでしょうか?.JPG



ちょっと飽きていた直線ですが

ここまで原野の風景だと旅してる気分になります。




北海道気分を満喫しながら

納沙布岬に到着

38 先っちょ到着.JPG



「やっと」って言う感想でございます。



目的地から目的地までが遠過ぎじゃ。






本土最東端へ来たぞ~~~!

39 最東端制覇じゃ.JPG


遠かった~!



やたらと目にする「北方領土を返せ」のキャッチフレーズをみながら

僕はお昼御飯抜きでここまで走って来てるので

早々とちゃっつん、めにまるさん指令の鈴木食堂へ

40 鈴木商店さん.JPG



ここで指令通り「生サンマ丼」を頂きます。


41 カニ入り.JPG


カニのお汁と生サンマ丼

42 サンマ刺身丼.JPG


とっても美味しいです。



指令の内容はこの食堂が閉まるかもしれないので

食べておけって言う内容だったので

食べながら食堂のおばちゃんに

「もうお店閉めるって本当なの?」と聞くと

「もう歳やからねぇ、後を継ぐ人でもいたらいいけど
ライダーハウスもやってるからどうしようかと思いよるんよ」

「そうなの?閉まっちゃうと残念だね」

「まぁ、体が動くうちは続けて行くからよろしくね」

と言う事でした。



スグにお店を閉めちゃうとかじゃないようなので

一安心して

「また来るね~!」と店を出ましたが

3時のオヤツタイムに昼ごはんを食べてたので

お昼ごはんの直後ですが

そろそろ宿へ向けて走らないと・・・

38 霧多布方面へ.JPG



納沙布岬を時計周りで

戻ります。


39 平原って言うのか?.JPG



地平線じゃな




素晴らしい風景ですが

御飯を食べた後なので眠くなっちゃう。




再び根室市内を通過して

市内からスグ近くの根室半島の

花咲灯台で休憩


44 響の夏休み.JPG



僕の夏休みツーリングも

明日は千歳に戻るのでちょっと名残惜しい気がします。




な~~んて哀愁ショットを撮っていますが

観光客のオジサンに写真を頼んでいて

「えっ、後ろ向きで良いの?」と念を押されながら

撮っています(笑)





見たかった灯台も見て先へ

43 こんな風景がしばらく続きます.JPG


それでは海沿い経由するk142で

ひたすら釧路を目指すよ。


40 釧路まで.JPG


うす曇の中

原生林の中を走ったり太平洋を眺めたりと

飽きの来ないルートでどんどん距離を稼ぎますが

暗くなるまでに釧路に着きたかったけど

かなり手前の霧多布湿原で夕焼けを迎えました。

45 霧多布湿原の夕焼け.JPG


バイクから降りて

一歩湿原に入ると

恐ろしい数の蚊の大群が襲ってきます。




これに襲われたら血を大量に吸われて

失血死するんじゃないか?と恐怖を覚えるくらい

群がってきます。




よく北海道でキャンプする人が蚊にやられて

大変だった事を耳にしましたが

これの事かぁと思っちゃった。




ったく蚊がハングリー過ぎるゼ北海道!




結局真夏のツーリングではまだ明るい時間なのに

もう真っ暗な中で釧路のキャッスルホテルに到着

41 釧路の夜.JPG


今日は走り倒して疲れたので

あまり街中探索はせずに

ホテルから釧路港を渡った側の

適当な居酒屋に入りました。


42 釧路のお食事.jpg



とりあえずビールを頼んで適当に摘んで

ラーメンで閉めて終了!


43 一人ロマンチックな夜.JPG




ロマチックな釧路の夜とは無関係に

爆睡する響の旅は4日目につづく


タグ:北海道
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