牛柄の馬と阿蘇ぶツーリング [ツーリング日誌]
北海道から帰ってから数日後のある日・・・
「都合がいい日にえふミーしよう
北海道のお土産渡さないといけないし」(ちゃっつん)
「えふでもツーリングでも良いけど
ツーリングなら牛柄の馬がみたいんだけど
どうかぴら?」(おさげのオネーサン)
「2人にまかせます・・・まるなげ」(ちゃっつん)
結局晴れるならえふじゃなくて走っちゃおうという流れに
なったのだけど
どうやら巧妙なまるなげの罠によって
決まった感たっぷりな今日のツーリング
とりあえず企画者不明なまま僕が朝の7:30に
香春のRって事だけ決めて
後は牛柄の馬を見た事のあるめにまるさん(以後「め゜さん」)が
生贄として確保できたので僕もまるなげして見る事にしました。
一応掲示板に書き込みのあった人数分の
北海道のお土産を持って行くと
なんか人数が多いんですケロ・・・
(なるべく参加表明してから来てね)
おはようございます。
「はじめまして」の挨拶で
くにさんとせつらさんと初顔合わせをします。
ゆうさん、ちゃっつん、め゜さん、tonojinも来てて
福岡組のmaSatoさんも来てる。
久しぶりのmasaさんも何時もの
もういじる場所も無いフルカスタムのピッカピカのバイクで登場。
で、出発なのですが
せつらさんはこれから仕事で
近くまでは一緒に走るけど
走りながら離脱するそうです。
で、企画者じゃないけど
企画者ぶってめ゜さんに先導をお願いして
僕は一番後ろを走るのだ。
何で一番後ろかと言うと深い意味は無いけど
バスに乗るときに一番前の椅子が空いて無かったら
一番後ろの座席を取りに行くような感じじゃね?
大任(おうとう)町でせつらさんが
自然離脱して僕らは小石原を越えます。
すんごく天気が良いけど
山間部は朝の冷え込みで15度しかないよ。
なので僕の今日のスタイルは
北海道ツーリングの時とまったく同じ
真冬用のインナーを着て走っています。
(誰か一人、メッシュジャケットで走ってますケロ)
日田の街をかすめて
ファームロードに入るけど
ゆうさんの給油と香春のRで飲んだコーシーを
排出するために高速の横のパーキングで休憩
トイレに駆け込んで
tonojinにカッパの上着を貸して雑談してると
ゆうさんが戻って来たのだけど
通り過ぎる寸前でこっちに気付いた。
「何処まで走って行く気やったんかぁ~!」
言いだしっぺの一人が迷走に入る寸前でしたが
気付いて停まったので良かった。
で、ファームロードに入ったのだけど
天ヶ瀬に入ったところで今年もやっていました。
恒例の案山子祭り
何時だったかここの案山子が並びだした年に
案山子を並べてる近所の農家の方が
みんな前の道を飛ばすので
ゆっくり見て走ってほしいので案山子を並べてるって
言ってたので毎年ここを通る時は
ゆっくりと案山子を見ながら安全運転を心がけています。
ちょうど案山子を並べてすぐだったようなので
バイクを農道に並べて案山子で遊んじゃう
かったるそうな
ウサビッチの大分バージョンがいました。
いや~、楽しいね
案山子でこんなに遊べるって
素晴らしい!
みんなバラバラで好き勝手に
遊んでおります。
ここで遊んでるうちにどんどん日が高くなるけど
もうお構いなしです。
収集が付かないので
みんなに集合してもらって
集合写真を撮って出発することします。
今思えばこの案山子で遊んだ時点で
今日の時間に追われない超まったりしたツーリングがスタートした
感じがします。
案山子祭りで案山子が並んでた大好きな農道を走って
再びファームロードに戻る
日田のパーキングや案山子でゆっくりしたので
まだファームを走っております。
僕のツーリングレポ的にも
写真の枚数から言って阿蘇にはとっくに着いていないと
いけないペースなんだけどね。 (;^_^A
前回の北海道ツーリングではスポットからスポットまで
めっちゃ距離があったので
必死に走ったけどたまには
こんなのんびりしたツーリングも良いもんだ。
やっと南小国まで行って
そこから最近良く使う三愛高原の道を行きます。
何時もの林道を抜けると
パッと視界が開けて草原になります。
前に走った時は緑の草原だったけど
すっかりススキの海になってるね。
北海道とはまた違った雄大な
景色の中ですが道はクネクネと細くて
僕好みです。
どこかで停まって欲しいなぁ~と
思ってると先導のめ゜さんが停まってくれた。
ススキが秋風でサワサワと揺れていて
気持ちが良いよ。
路肩のスペースにバイクを並べて
高原の風景を満喫しましょう。
で、せっかくキチンとバイクも並べたので
集合写真を撮ります。
今日はこんな愉快なメンバーで遊んでいます。
ヘルメットの並べ方も愉快なメンバーなのでございます。
誰かが「さらし首」って言ってましたケロ
はい、ここでも一杯時間を使ったので
そろそろメインの牛・・・いや、馬を見に行くぞ
草原を抜けて先へ進みます。
三愛レストも素通りで
産山から広域農道へ
め゜さんのCBがグチャった
めにまるコーナーを見ながら
波野方面へ
この周辺に牛柄の馬がいるらしいけど
牧場がいっぱいなエリアなので
何処だろう?と思いながら走ってると
いた!
案内のめ゜さんが停まる前に
見付けたよ~~!
ほんとスグに判るくらい牛柄で笑っちゃう
しかもめっちゃ可愛い!
愛嬌もたっぷりです。
と、ここで用意周到のめ゜さんから
ニンジンを分けてもらったので
これで仲良くなろうと思います。
先にニンジンを誰かが一本あげるとボリボリ食べてる
やっぱり大好物みたいだ。
なので僕もあげようとしたんだけど・・・
あれ?
手渡しじゃあまり反応が良くないです。
愛は深まったでしょうか?
「反対向きやけ食べにくいんじゃないとぉ?」の
ご意見通り牛柄のモウモウポニー君は
ニンジンを咥えたままフリーズしております。
いや、大好きなオヤツを貰って
スグに食べるのが勿体無い感じじゃないでそーか?
めちゃくちゃ笑ってるもん。
本当に食べにくいままだったら
可愛そうなのでひっくり返してあげます。
めっちゃ嬉しそう!
癒された~!
できればマタガリ~タしたかったけどな。
モウモウポニー君と別れて
ちゃっつんが「お腹すいた~」と足をバタバタさせているので
お昼ごはんを食べに行きましょう。
って、何処で食べるかなんて決めてないけどね。
連休なのでどこも多そうなので
あまり人気のあるお店は避けて
阿蘇の高森にある四季見茶屋に行って見た。
(決してここが人気が無いって意味じゃないですよ
周辺に地鶏料理や田楽のお店があるのでそちらから客が埋まっていくって意味です)
正午になるちょっと前だったので
余裕で全員座れました。
豆腐中心の定食が人気のお店で
どのメニューも素朴で美味しい。
ヘルシーなメニューですが
結構満腹になっちゃったよ。
で、食べながら「次、何処行く~」と
今日の恒例の作戦会議
「根子岳が見えるところ~」
「黄牛の滝~」
「荻岳~」
「いずみ屋のソフト食べる~」
「円形分水~」
と色々出るけど何処に行くか
決まらないのでとりあえず時間的に無理だった
意見は完全に無視をして走りながら決めよう!
とお店を出て先導するけど
リクエスト一個目の根子岳って目の前だよね?
んじゃ、ここ連れて行くか・・・・
と寄ったのは廃校になった旧上色見小学校
近っ!
お店を出てから1分くらいしか
走ってないんじゃね?(笑)
ここはロケーションが良いので
いろんなCMのロケにも使われているんだよ。
その校庭に並んで儀式もやっておきましょう。
イデヨ・シェンロン!
はい、次行きますよ。
って決まってないケロね
そうだな・・・天気も良いので荻岳からの眺めがいいのでは?と
め゜さんの意見もあったので
行って見よう!
でも、高森の方から行った事がないぞ
誰もこっち方面から行った事が無いみたいなので
とりあえずナビをセットして
適当に近くまで行けば案内版があるだろうと
気楽に考えながら先導開始します。
波野のソバ畑を見ながら
県道を走る
見覚えある道が出てきた時に
ナビの案内が出たのでその指示に従って曲がる
う~ん、何処だここ?
景色はとっても良いのだけど
荻岳に登るのにこんな道を走った記憶が無いぞ・・・
で、このお馬鹿なナビさんは
しっかり荻岳を案内していたようですが
登山道は無視して一番山に近付けるところを
案内したようです。
山頂でも無いのに「運転お疲れ様でした」って
言われて横を見るとたしかに
荻岳ちけ~よ!
こんな真横で荻岳を見るのは初めてじゃってオ~イ!
まんまと迷子にさせやがったな。
くにさんがオフ車に乗ってるので
この辺に詳しいかな?と聞くとよくわからないみたいです。
見覚えのある道で案内版があったよと
ゆうさんが教えてくれたので
そこまで戻って見ると
そうそう。
この道だよ~
クネクネと草原の中のヘアピンカーブを曲がって
登るんだよね。
で、こんな道が大の苦手なゆうさんは
ヘアピンカーブで曲がり切れずに停まって
元鉄子らしくスイッチバックしながら登って行くのでありました。
(見てるだけで疲れそうなんですケロ)
頂上手前にあるPにバイクを停めて
スイッチバックしながら登って来るゆうさんを待って
みんなで荻岳山頂へ
雲が多いけど
阿蘇も宮崎県の祖母山もくっきり見えます
テッペンでまた集合!
いったい何回集合写真を撮るんでしょう?
でもみんなでワイワイと
撮ってると楽しいんだよね。
(あれ?masaさんは何処じゃ~?)←下でタバコ吸ってるんでは?←集合が面倒になったんじゃ・・・(汗)
そう言えば荻岳って
頂上みたいなピークが2つあって
いつも展望所のある方へ迷わずみんな行くけど
本当の荻岳の頂上ってどっちなん?
ちょうど来ていた登山の方に聞いても解らないようなので
もう一個の頂上にも行ってみることにします。
山の東側のピークですが
こちらにも展望所があるようです。
で、電波施設が建ってる方へ登ると
やっぱりこっちが本当の荻岳のピークでした。
しかしみんながいない
チッ! 根性なしめ・・・
(自分がたまたま登った時は態度がでかいのだ)
こっちまで登ってきた勇者だけで
登頂記念の写真を撮っちゃいますが
カメラが・・・
テイク2
荻岳に登ったって言っても良いメンバーは
この方たちです ↓
ほら、「荻岳頂上」って書いてるでそ。
勇者4人以外は
登ったって言うのは許されません。
「荻岳の展望所」に行ったとしか言ったらダメだからね
響は人間は大きいけど
そんな小さいことに五月蠅いのであります。
ちなみに荻岳の東側のピークからは
大分方面が一望できます。
田舎じゃな。
荻岳でゆうさんが携帯電話を忘れそうになったのを
見つけてあげていずみ屋のソフトを奢ってもらうと言う契約を交わして
荻岳を下りますが苦手なヘアピン対策の為に
まだみんなヘルメットも被ってない状態で
ゆうさんだけ下って行きます。
僕も下ると下の分岐でみんな固まっていました。
降りる方向を教えてあげましたが
ゆうさんは既に違う方に曲がってしまっています。
(手前で停まってどっち?と考えんのか?)
下ってる時にそっち側に広いスペースがあるのが見えていたので
僕もゆうさんの方に曲がって
Uターンスペースまで案内しようとしたら何故か
みんな着いて来たよ(笑)
Uターンするには広いスペースだったけど
みんなが来ると
せめ~よ!
なので押し倒し事件もあったりして
毎度騒ぎが起こるマイナリストでございました。
で、なんとか無事に下山完了!
ゆうさんの携帯を拾ってあげたお礼に
いずみ屋のソフトを奢ってもらうため
次に行くところは迷わずいずみ屋だよ
R57に出て肥後グリーンロードを走ります
肥後グリーンロードからR442に出て
久住花公園の手前にある
いずみ屋のホットキャラメルソフトを頂きます。
真っ白なミルクソフトに
温かな生キャラメルが投下されます。
ゆうさん、ゴチになります。
元々は黒ゴマソフトで有名になったお店ですが
このホットキャラメルソフトも美味しいよ。
(作るのに時間がかかりますケロ)
みんなでソフトを食べた後は
ホットコーシーを飲みますが
め゜さんゴチになりま~す。
結局、オヤツは1円も出さずに
ラッキーなひと時を過ごさせていただきました。
ここでmaSatoさんはこの後別府方面に行く用事があるらしく
三愛の交差点でお別れです。
僕らも帰りますが
ほら、僕のレーダー探知機がさ
北海道ツーリングの最後に洗濯しちゃって
綺麗なままお眠りになった状態なんだよね。
とりあえずバラして乾燥させたけど電源が入らないので
メーカーに修理に出したんだけど
レーダー探知機ってバラすと電波法にひっかかると怒られちった。
とりあえず本体を送って下さいと言われたので
送ったけど治ると良いけどな。
と、長々と書きましたが
ようするにレーダー探知機が無いので先導はイヤじゃと
言いたい訳で
その説明をタラタラとするとゆうさんが先導してくれる事に
なりました。
何回がゆうさんの先導はあったけど
レアですぞ。
先導させるとイケイケオネーサンになるんだよね。
帰りのルートは小石原経由は連休で車が多いだろうってことで
最近よく阿蘇方面からの帰りに使う
R387(サバンナ)で帰りますが
めずらしく道の駅「玖珠」で休憩します。
ここでお土産を買う人は買って
トイレに行く人は言って
最後のスパートをかけます。
ちゃっつんは道の駅で出てすぐに
かっ飛んで消えて行きましたので
ここからは僕の先導で帰ります。
(薄暗くなると旧型のレーダーのLEDがまだ装備されているのでOKなのだ)
R387で院内を抜けて
HFR(響ファームロード)で帰りました。
道なりにくにさんとmasaさんが離脱して
ゆうさんも香春でお別れです。
香春のRに着くと真っ暗でした。
時間は20時
マイナリストのツーリングとしては夜遊びの部類に入る
時間ですが何で高森くらいまでしか行ってないのに
何でこんなに遅くなったんだろうネ?
そんだけダベリングが多かったって事か?
香春のRでまた帰りにカッパを貸していたtonojinから
カッパを剥ぎ取って最終のメンバー3人で解散!
皆様、お疲れ様でした。
「おまけ」
今日ちゃっつんから貰ったお土産 ↓
一緒に北海道に行った僕に
北海道熊はどうなんでしょう(笑)
マグネットだけどバイクには付けれないな。
(ステファニーが怖がるよ)
我が家の冷蔵庫を開け閉めするたびに
この熊を見ることになるだろう。
熊野古道のビールはありがと!
北海道熊のくっついた冷蔵庫で冷やして美味しく頂きます。
by Minorist Hibiki