夏のウミガメ海岸 [ビーチコーミング]
夏のビチコー2弾目は
津屋崎(福津市)のウミガメ海岸
(冬から春に行った海岸をまた回ってるだけですケロ)
季節変われば流れ着く物も変わってるだろうってことで
ウミガメの看板のある
産卵地へやってきた海響でございます。
梅雨明け直後のまだ不安定な夏空で
抜けるような青空とは行きませんが
海にはサーファーが波待ちしていました。
あそこまで沖に行きたいけどな~
とりあえず車に常備している
草履とハーフパンツで変身して海へ
前回はハリセンボンが大量に打ち上げられていましたが
今日はなにが見えれるでしょうか?
砂浜の端っこからスタートしますが
梅雨の間に降った雨のお陰で
砂浜の途中に大きな川が出来ていました。
かなり水量があるのでスニーカーでは
絶対渡れません。
流れる水が砂浜を削って
天然のミニグランドキャニオンを作っています。
削られた砂も良く見ると
地層のような模様が入っているね。
暑いので半分足を海の中に入れながら
先へ進むとシーグラス発見
クラゲの破片かと思ったら
ガラスでした。
一個だけだとゴミですが
これを集めると以外と綺麗なんだよね。
シーグラスはこれだけでしたが
ほかにはこんな綺麗な貝も落ちています。
ホタテじゃないよね?
今回はこういった綺麗な奴を
意識的に探して
落ちに落ちた僕のイメージをUPさせる作戦です。
オッ!
これはこっちではあまり見ない貝では?
タカラガイの仲間で
よく貝の飾りに利用されます。
「宝」貝ってネーミングがとっても
金運しています。
でもオカヤドカリは入れません。
ん?
これは五右衛門のお土産にいいのでは?
コブが可愛い
クリフレイシって言う貝です。
(レイシって名前は表面がゴーヤみたいだからか?)
大きさはオカヤドカリの五右衛門と正宗が入るには
ピッタリかな?
しかも入ったら
裏から・・・・
あの禁断の胴体が丸見え・・・・・ミタイナ
風通しの良い夏用でどうでしょう?
まぁ、入る前にめちゃ慎重に殻を観察して
入るのでこれには入らないだろうな。
その後も波の中に足を入れながらジャバジャバ
歩いていると勝浦海岸で砂に潜れずに
スッタもんだしていたコタマカイがここにも居ました。
こいつも潜ろうとするけど
半分刺さった状態まで潜ったら次の波で
またコロコロと転がされていました。
こういう習性なのか?
前みたいにいっぱいいないので
特別に手で砂に刺してあげます。
(もし反対向きに差してたらゴメン)
生き物を助ける良い人をアピールして
先へ
他には何かありませんかぁ~?
オッ!
こりゃ、ナンジャ?
ちょっと気持ち悪いけど
カチカチに硬くて何かの殻?
調べるとオオヘビガイって言うらしい。
たしかに僕の天敵のシルエットにソックリだ。
その横には
定番の食材がいっぱい転がっています。
コリコリして美味しいだろうな。
その食材に混じって
左手がありました。
多分左手でしょう。
(どっちでも良くネ?)
右手とか胴体は何処の海岸に行っちゃったんでしょうね?
(顔の心配もしてあげようよ)
イマイチ気持ち悪い物が見付からないまま
後半の崖エリアへ入ります
化石層のある断崖の下を
テクテク、ジャバジャバ
この崖の穴ポコの中に
何故か幸せの鐘が入ってるのだけど
今日は草が伸びてしまって見えません。
鐘は見えないけど
崖の淵には
綺麗なハマナデシコが咲いています。
どうです?
ここまで気持ち悪い物が出て来ない
僕のビーチコーミングって珍しいしょ?
イメージUPしていますか?
んじゃ砂浜じゃなくて
水中へ目を向けて見ましょう。
手頃なタイドプールを見つけて
ブクブク~っとやっちゃう・・・
特別変わった生き物はいないみたいだけど
身近な潮溜まりも水中から見ると綺麗だね。
イボニシかな? ↓
ヤドカリなら
殻を奪っちゃおうかと思ったけど
これはきちんとした設計者本人様が住んでいました。
タイドプールを囲む
岩を見ると不思議な付着物がいっぱい
一番目に付くのが
イソギンチャクだね
知らずに触ると
意外と張り付くのでビックリします。
その周りにいっぱいいる
ウキゴリに似たハゼかギンポの仲間
一瞬逃げるけど
動かないでいると好奇心が強いのか
魚の方から寄ってくるよ
めっちゃ可愛いです。
海水魚は面倒なので
飼えないけど
こして潮溜まりを覗くと会えるので
また覗きに来たいと思います。
以上、気持ち悪い物を
載せないイメージUPキャンペーン中の
海響でした。
手が出た [いきもの係り]
前に山奥に行って観察をしている
オタマジャクシの足が出たときに「足が出た」と書いたら
「予算オーバー?」とコメントされたけど
今回の「手が出た」と言っても別に暴力とか
盗みを働いたなんてことはありません。
はい、今日も何時ものオタマジャクシの観察のため
霊山英彦山へやってきています。
山の上は天気が悪かったけど
響魚道の周りは雨は降っていません。
しかし、何でしょう?
車がいっぱい停まっていて
中に入れんぞ。
しかも魚道の方角から
煙が出てる。
なんとなく思い当たることがるのですが
とりあえず車が中まで入れないので
手前から長靴&網の怪しいスタイルのまま
テクテクと徒歩で魚道に向かいました。
あぁ、やっぱり
思ったとおり僕の写真の元師匠のグループの
撮影会でした。
この響魚道の紫陽花の開花はとびきり遅くて
まわりの紫陽花がシオシオになってる時に満開になります。
満開の紫陽花の中で
発炎筒を炊いて撮影するって言うのは
よく聞いていたのでスグにわかりました。
でもねぇ~。
紫陽花よりもみんなが撮ってる下の
オタマジャクシを見たいんだけどな(笑)
5分ほど待つと発炎筒の煙も晴れて
みんな違う方を撮りだしたので
さっそく紫陽花の下の湿地へ
カエルになったばかりのカエルが居ます
見えますか?
ほら・・・
アマガエルかな?
アマガエルかモリアオガエルの
カエルに成りたてホヤホヤのカエルです。
まだ尾っぽが完全に無くなってなくて
顔も今ひとつカエルになりきれてなくて中途半端な顔です。
しばらくすると輪郭も横長になって
カエルらしい顔になっていくのでしょう。
しかしこれは響秘密結社が観察している
お目当てのカエルじゃないので
逃がして他のカエルを探します。
今日は水中のオタマジャクシより
既に陸に上がった奴がいるかもしれないので
陸地を重点的に捜索します。
湿地を歩いて動く奴は片っ端から
網で捕獲してみる作戦で
早速カエルを捕獲しました。
う~ん・・・
こいつは普通のトノサマガエルだな
最近はあまり見ることが無いカエルだね。
この後も動く奴に網を被せるけど
コオロギだったりツチガエルだったりするので
何時もの水溜りの中のオタマを採取
もうほとんどのオタマは後ろ足が出た
状態になっていました。
まだ前足が出てる奴はいないのかなぁ?
水溜りの前にウ〇コ座りで
構えてじっくりと網を構えていると
みんな網の影におびえて水溜りの中を
ピロピロ~って泳いで逃げて行くのが見えますが
その中に岸辺に逃げる奴を発見!
手が出てる!
しっかり前足が出てて
前足を使って四つん這いになってるよ。
まだカエルらしくないけど
オタマらしくもないヘンテコな風貌です。
体はオタマジャクシの最大の大きさの時より
2/3くらいまで小さくなっています。
この大きさだとこの先
観察に来てもみんな陸地でバラバラになって行動すると
思うので見つけれる自信が無いな~
完全な成体になると
ヒキガエルの仲間なので
手の平からはみ出す程度の大きさまで
なるようだけど最初の一歩はこの大きさからスタートするようです。
ダーウィンの進化論を見てるような気分になって
響魚道のオタマ観察は今日はここまで。
テクテク車に戻ってる時に見つけたキノコをどうぞ ↓
山は不思議な物がいっぱいです。
魚道のヤマアカガエルは状況は見たけど
普通の田んぼはどんな感じかな?
魚道から山を越えて普通の田んぼを覗いて見た・・・
田んぼのオタマジャクシも
既にカエルと言っても良い状態に成長していますが
まだオタマジャクシのままなど
成長スピードも様々のようです。
丸すぎるオタマを見た後は
久し振りにグァ~グァ~倶楽部活動をしました。
ヤマセミ様の新規開拓です。
英彦山を越えた先にある
川の上流部でヤマセミセンサーのスイッチを入れてみた
撮影ポイントなどそんなの
関係なくとりあえず居そうな場所にヤマを張って
探して見ます。
人工の堰などの有望ポイントよりも
人工物の無い見た目重視で捜索中
ピピッ!(ヤマセミ様センサー音)
僕のセンサーは
感度が良過ぎて
ヤマセミ様のトサカだけでも反応するようです。
なので写真を撮ってもいった何処にいるのか・・・(汗)
↑見えますか?
動かないと見失うヤマセミ様です。
左上の材木の影にいるでしょう?
どうせならその材木の上に
留まって欲しいよね。
イマイチサービス精神の悪い
ヤマセミ様だと
思ってると対岸に飛びました。
見やすくなったけど
その分遠くなったんですケロ(汗)
まぁ、何時もみる川よりは近寄れないけど
自然に囲まれた中で見るヤマセミ様は
また格別です。
それでは
次回のオタマの観察で会いましょう。
Fighting Falcon [響な日々]
真夏の昼下がり
セミの声が聞こえてきそうな空を見上げると
セミの声の代わりにジェットエンジンの音が
夏の空にこだまする
そう、ここは築城航空自衛隊こと
ツイッキーでございます。
ゆうさんから日米合同訓練のメールを貰ったので
夜勤なのに昼間に起き出して半分眠ったまま来たのであります。
(情報の出所は瓜坊主さんかな?)
C-1輸送きを追っかけて
基地に着いて見ると
エプロンには三沢基地から来た米軍の
F-16が並んでいます。
お目当ての機体が見れて
半分眠っていた頭が覚醒します。
何時もならF-2を撮るアングルの中を
ファイティング・ファルコンがゆっくりと進むよ。
合同訓練なので一緒にF-2も並びます。
F-16を多用途で使えるように三菱重工業などが
共同で開発したのがF-2で
ベースがF-16なので色と主翼の大きさ以外はソックリです。
まずは御馴染みのF-2からテイクオフ
今日は離陸が見やすい向きで飛んでくれるので
流し撮りがやりやすいです。
F-2が2機連続で離陸した後に
F-16が続きます。
で、姉妹機と思ったら
大爆音でビックリです。
加速が全然違います。
(全開で飛んでるだけか?)
F-2よりもかなり手前からロケットみたいな角度で
上昇します。
愛称のハヤブサらしい
機動性を感じます。
F-2とF-16が2機と2機で
編隊を組んで飛んで行った後は
スグには何も飛ばないような感じだったので
場所を移動します。
グルッと基地の外周を周って海側へやって来ましたが
車を停める場所が無いほどギャラリーの車がいっぱいで
その中に見覚えのある車を発見。
畦道の隙間に車を突っ込んで
みんながいる場所へ行くと
やっぱり瓜坊主さんと会いました。
予想通りの展開です。
朝から来てたらしく
期待していたサプライズのF/A18の事を聞くと
今日は来て無いらしい。
う~ん、残念
でも本命のF-16が見れて良かったよ
で、さっき飛んだ編隊の帰りを瓜坊主さんと
おしゃべりしながら待とうかと思ったら
意外と早く帰って来ました。
雷雲が出てたので
安全の為早目に戻って来たのかな?
お帰りなさい。
F-2は築城の滑走路が短いので
ドラッグシュートを出して減速するけど
F-16はドラッグシュートを出さないようだ
ペア同士で降りてきて
4機が揃いました
そしてゆっくりと
移動を開始しますが
米軍機がいるだけで誘導員を含めて
まるで空母の上を見てるような感じです。
この4機が格納エリアへ戻ったら
夜勤なので次のフライトを待たずに
とっとと撤収しようと思いますので
しっかりお見送りしましょう。
ゆっくりとF-16がエプロンへ向かいますが
僕だけみんなと離れた場所から手を振りながら
片手撮影していたので目が合いました。
ホ~ラ!
サービス精神はアメリカ仕込みです
このキツネさん崩しのピースサインは
ツーリング先で出すサインとして
パクらせて頂きましょう。
最後に
御馴染みのF-2を見送って
撤収!
瓜坊主さんに「寝るけ帰る」と
言って築城を後しました。
以上、日米合同訓練の模様でした。
急いで撤収したのは
早く帰って夜勤の備えて寝ないといけないって事もあるけど
ほら!この雨雲 ↓
天国と地獄みたいな状態になっとる
晴れた方へ帰るのならいいけど
僕が帰るのはあの雨のカーテンの中です(汗)
いままで雲のない反対側ばかり写していたので
写ってなかったけど青空の後ろには
ゴロゴロと怖い音を出す奴が迫っていたのだ。
その後はラッキョみたいな雨の中を
帰りました。
(「ラッキョみたいな雨」=もっちさんからのパクリ)
んじゃ、おやすみなさい・・・ZZZzzz