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響のプチ夏休みツーリング(山陰編) [ツーリング日誌]




[晴れ] Σ・m= チュンチュン


∠・m= チュンチュン [晴れ]





響のプチ夏休みツーリングの2日目です。←夏休みが「プチ」なんです

1日目の尾道編はココ






広島県の庄原で目覚めた響は

半分眠ったままホテルを出る。


1 まだ寝てる街をでる.JPG



街もまだ眠っている。




夜明け前の庄原のコンビニで軽く朝食を食べて

街を出ました。





ヒンヤリとした朝の風を受けて

インナーを着るか迷う涼しさだ。







今日は昨日が瀬戸内海だったので

反対側の山陰方面に行って見ようと思い

カワセミ号を北へ向けた。





まずはR432で北上。

3 朝もやの国道.JPG


奥出雲おろちループを走って北上するつもりだったけど

どうも道が違うみたい。



ナビも付けてるけど

ほとんど見ないし半分寝たままなので

道を間違えちゃったようだ。




R183へ戻るために途中の県道445から

ショートカットしましたが

どうも最近災害があったようで

大きな復旧工事の最中でした。

5 大雨でやられたようです.JPG



土石流で家が埋まってる。




家に帰ってから調べて見ると

先月(7月)の16日の大雨の被害地だったみたい。




6 あちこちで山肌が壊れてる.JPG


周囲の山肌は行く筋も崩れた痕があって

自然って怖いね。



しかし道は全線開通してて

人間の復興させる力も凄いと感じました。



おかげで走る予定だった国道に

無事にショートカットできたよ。

9 オロチへ.JPG


R183から

分岐でR314に入ってどんどん山の中へ入っていくと

クルクルの奥出雲おろちループです。





その手前の橋から

10 おしりがムズムズする.JPG



道が一本通ってる以外は山しかありません。



山が深いため

巨大なループ橋を造ったのだろうけど

その横を並行して走る木次線も

とんでも無いところを通っています。

12 あの鉄道も凄いのだ.JPG


↑ 山の上の方に見える林道みたいな奴が

木次線です。



と~っても見晴らしがいい路線だね。



そんな風景を見ながら

でっかいクルクルを走る

13 目が回る.JPG


ずっと同じ角度でバイクが寝たまま

走るのって面白い。




ループ橋を過ぎると景色が高原っぽくなります。

15 少しずつ高原の風景へ.JPG


しばらく走り通しだったので

やかわ駅で休憩

16 駅で休憩.JPG


古くは無いみたいだけど

可愛い駅舎でした。



ただ休憩するつもりだったけど

自販機が無いのでちょっとストレッチしただけで

出発。




走ってたR314からk107に入る


17 気持ちのいい農道.JPG



長閑な農村の中を進むと

煙突が見えてきた。
1 農村に工場.JPG


ちょっぴり秋を感じさせる風景の中に

現役のたたら製鉄所がありました。


2 現役のたたら.JPG



森と田んぼの風景の中に

いきなり工場が出現します。



白刀保たたらで

重要文化財になっています。

18 しまってる.JPG

でも朝が早過ぎて閉まっとる~(汗)



製鉄って24h稼動じゃないと?



溶鉱炉で作る製鉄と違って

バッチ作業なのかな?




外観はもっと古めかしい建物を期待していたけど

小奇麗だったので

外からチラ見しただけで

そのままk107を進んでみました。




いや~!

さすが山奥の三桁県道ですねぇ


20 熊でそう.JPG


熊が出そうなんですケロ




さらに誰一人と通らない朝なので

本当に出くわすんじゃないかと

真剣にビビリながら走り抜けました。



一番ビビッた峠から鳥取県に入り

k9と繋いで走り抜けると

R183に出てやっと人の生活を実感できました。



先の分岐でR180に入ると

日野川沿いを走るようになって

その道すがらでいきなり

廃墟ハンターのアラームが鳴る!






橋や・・・


5 これに萌えるのは廃墟ハンターくらいか?.JPG


これは渋いコンクリートの橋です。



それほど珍しい橋でも無いけど

廃道になってるので廃墟ハンターのアラームが

鳴ったようです。



車は入れないようになってるようで

よく見るとアチコチ痛みが出ています。

3 老朽化だね.JPG


昭和24年に出来た薮津橋という橋で

新道が出来て廃道になってるため

シェンロンやり放題だぞ。


6 朝日がまぶしいよ.JPG


寝てたって車は来ない。



橋の先は伯備線が走っていて

本来なら橋の先で踏み切りになる道だったみたいです。



R180でしばらくその伯備線と並走します。





列車来ないかなぁ?





すると

と~っても長閑な路線だったので

可愛い1両編成の列車でも来るのかと思ったら

予想外のカッコイイ285系の寝台特急でした。

26 九州にはない車両.JPG


サンライズ出雲?



ナンチャッテ鉄ちゃんなので

良くわかんない。



とりあえず九州では走ってない車両だと思うので

僕は初めて見る車両でした。

(撮った場所はたまたま砕石鉱山の前で稼動する工場がバックでカッコよくない?)




同じような景色が続いて飽きてきたところで

鉄ポイントがあったけど

その後も良い景色も変化が無いとやっぱり

ちょっと飽きてくる。



k113に入ってしばらく走ると

蒜山高原にはいり

やっと草原の風景が出てきた。



27 蒜山高原です.JPG



米子自動車道の下を通り抜けて

やって来たのは日本一の石の鳥居



7 石の鳥居日本一おめでとう.JPG


茅部神社の鳥居で

近江の多賀神社の大きな鳥居を見て

それを超える日本一の鳥居を作ろうとして

建てた鳥居らしいよ。


13mを超えた大きな鳥居だったみたいだけど

土台が幾分埋められて地面が高くなってしまったので

今は11mの高さになってるらしい。



大きさはそれほどインパクトは無いけど

石で出来てるのでやっぱり立派かも。




両脇の狛犬がやたらと

強そうです。

8 りりしい狛犬さまだ.JPG


その神社の方へ行くと

1kmも続く桜並木があったよ。

28 1km続く桜並木.JPG



今は緑のトンネルだけど

春はピンクのトンネルだろうね。




んじゃ、先へ行きましょう。



ちなみに今僕がいるのは岡山県らしい。





大鳥居から少し大山側へ行くと

蒜山高原の一番高原らしいところに出ます。


10 蒜山高原の景色.JPG



そこでまだ開店の準備をしていた

お店のお兄さんを急がせて・・・


9 朝のデザートタイム.JPG


蒜山ジャージーミルクのソフトをいただきます。

(本日一番のお客になりました)


30 蒜山ジャージー牛のソフト.JPG


まだソフトを作る機械の温度が安定していないので

綺麗な角が出来なかったみたい。



濃厚でとっても美味しかったよ。





食べながら

これからどうしよう?と考える。




ソロでは定番になりつつある

行き当たりバッタリな状況です。




ここでやっとツーリングマップルを真剣に見る。




う~んと、このまま大山に行っても良いけど

この外れにある伯耆の大シイってのが気になるので

行って見ようかな。


31 草原だったり森林だったりと飽きない.JPG


k422からk45で大山周遊路出に出て

またk44で大山から遠ざかると

大シイに到着。

11 巨木の案内.JPG



入口にはきちんと

案内板がありました。





階段を登ると目に前にありました



伯耆の大シイ

13 どんぐりの木.JPG


あまり大きくは見えないけど

幹周り11.4mの推定樹齢千年の巨木です。




いつも大樟などを見てるので

ビックリする大きさじゃないけど

ドングリの木でこんなに大きなやつは

初めて見た。

14 こんなに大きなどんぐりの木は初めて.JPG


椎の実って

美味しいけど殻を剥くのが面倒なくせに

実が小さいのであまり食べないよね。



巨木なので実も大きかったらいいのに。



この大シイは春日神社の神木になってるので

食べると縁起が良いかも。




大シイを見て

階段の下に停めたカワセミ号の前で

次の作戦を考えようと歩道に座ると

歩道の目の前にこんな看板が・・・


33 みんな不審者には気をつけような.JPG


まぁ、良く見る看板ですが

悪そうな奴を悪そうに書いてるのは良いとして

ちょっとこの子は何に手を出してるのか

気になって見てみると・・・





34 ポテチぐらいで人生を狂わせたらダメだぞ.JPG



ポテチかよっ!



と突っ込みを入れずには

いられませんでした。




どうかポテチより

人生を大事にしてください。




そんな突っ込みを入れつつ

歩道に座って地図を見てると

どうもさっきから見られてる気がします。



マップルのページをめくってる時も

やっぱり見られてる気がする。




誰?



正体を探すべく

キョロキョロしてみると

やっぱりじっと見詰められていました。



こいつに ↓

35 誰かに見られてるような気がしてた.JPG


パーツは全部そろっていませんが

ヘッド部分のパーツがじっと僕を見つめていました。




さて、地図を見ててもこれと言って

この周辺は面白いスポットも無いようなので

大山に向う事にします。

36 森の一本道.JPG

大シイに来た時の道を戻って

k45(大山環状道路)を走る。



しばらく走ると鏡ヶ成です。

37 憩いの場になっています.JPG


緑がとっても綺麗です。



38 高原野菜.JPG


高原野菜の畑の中を走ったり

ブナの森の中を走ります


39 ブナの森.JPG



涼しくてめっちゃ気持ちが良いです。




で、晴れてるように見えるけど

大山自体は厚い雲に覆われてるため

大山一周はせずに適当に降りる道で大山を下りました。


40 デカイ木がいっぱい.JPG


僕の好きな原生林の中を貫く道で

一気に日本海側へ





森林から出て視界が開けると

遠くに日本海が見えました。

41 日本海が見えてきた.JPG


k54から山陰道の無料区間を

走ります。


42 山陰道.JPG


タダって大好き!





大山が雲に隠れてたので

雲の無い海側へやってきたけど

めっちゃ晴れてるよ。




昨日は瀬戸内海だったので今日は

日本海側の先っちょの美保関へ行って見ようか?




それもさっきの海が見える

田んぼの道を走ってる時に決めました。





米子ICで下りてR431で美保関を目指します。

43 なんちゃっての城です.JPG


お城みたいな建物があったけど

これ、お菓子屋さんです。



遠くから見ると

本物かと思った。

お菓子の壽城




しばらく国道を走るが

さすがに涼しい大山にいたので

平地は暑いです。




暑苦しい国道は避けて

皆生海岸へ出てみた。


20 ミイラ?.JPG



美保湾が綺麗!


15 弓ヶ浜の端っこ.JPG



適当な路地で海岸に出たけど

横は朝に見たコンクリートの薮津橋が架かっていた

日野川の河口でした。


17 河口にこんな砂丘があるけどいいと?.JPG



河口には川を堰き止めるような砂丘が

出来てる。

(Googleアースで見ると向こう側は開いてるようです)




川の河口付近だけど

海の水はメッチャ綺麗

18 透明度はさすが山陰の海だ.JPG


さすが山陰の海です。



美保湾の先には

今から行く美保関の岬が見える

19 あの岬へ行きます.JPG



海岸沿いを走るけど

しばらくブロックが続く海岸が終ると

弓ヶ浜の砂浜に変るところで

海水浴などで海岸線を走れないので

時々迷路みたいな道を走ってまた海岸へ

44 弓ヶ浜の真ん中辺.JPG



広い砂浜と広い空が印象的な海岸でした。




今日は暑すぎてビーチコーミングはしないけど

いつか歩いてみたいビーチだね。




堤防道路が途切れたら

仕方がないので国道に戻って車列の中を走ります。




アッツゥ~~!![あせあせ(飛び散る汗)]





たまに信号で止まると

息も止まりそうです。



動いてないと死ぬマグロの気分だ。




米子市街地の分岐を過ぎると

スイスイと走れるようになって

その後は快適に境水道大橋を渡りました。

46 怖くて走行写真は撮れませんでした.JPG

カッコイイ橋だよね。



橋の上はあまりの怖さに走行写真はありません。

(バイクに乗ってる時だけ高所恐怖症になるのだ)




境水道大橋からk2へ

47 港を見ながら走ります.JPG


カワセミ号で走るのは2度目ですが

この道は大好きです。

48 風はぬるいけど信号も無いので快適.JPG


細い海峡のようになってる境港の対岸を見ながら走るけど

やがて対岸は無くなって

海の視界が開ける。



この海をみながらのクネクネが

楽しくって仕方がないです。



途中には夫婦岩もありました。

22 夫婦岩.JPG



手前の岩は良いけど

向こう側がやや無理やり感があるけどね。




49 海の色が真っ青です.JPG


更に進むと美保湾の展望が

ますます素晴らしくなります。





その展望からは

遠く美保湾を挟んで大山が見えるけど

50 大山は雲の中.JPG

やっぱり分厚い雲にすっかり

好かれちゃってるようです。



僕が走ってる時はまだ晴れ間があったけど

こうやって見ると雨でも降ってそうな雲だよ。





でもそんな雲にまとわり付かれちゃってる大山とは違って

こちら美保関は快晴!

23 美保関.JPG



真っ青な空の中に

真っ白な美保関灯台が建ってるよ。


24 美しい明治の灯台.JPG


明治31年にフランス人技士により

地蔵崎に建てられた山陰地方最古の灯台です。


25 背は低い.JPG


僕の大好きな石積みで

背が低くて可愛い灯台です。

27 ポーズに何も意味は無い.JPG


14mしか無いけど

突き出た岬のテッペンにあるので

よく目立つ事でしょう。



んじゃ、世界の歴史的灯台100選の前で・・・

26 近代化遺産に敬意を.JPG


晴れ男

バンザイ!



灯台の横の吏員退息所の

中には使用されていたレンズが展示されてるよ。

28 燈台のレンズ.JPG


展示エリアの奥はビュッフェだそうですが

普通にカレーや定食のある食堂でした。




駐車場があるのに

灯台の前に車を停めていたり

敷地内に食堂の備品を置いてたりと

訪れた人をガッカリさせる食堂で食事をする気になれずに

何も食べずに岬を出ます。


29 沖に隠岐島があるけど見えん.JPG


文句は言いつつも

やっぱりココからの眺めは絶景です。



見えないけど条件が良ければ

この沖に隠岐諸島が見えるらしい。

(あの船は多分隠岐に向かってんでしょう)




51 戻ります.JPG


空腹のお腹をかかえて

今来た道を戻ります。

(灯台で行き止まりなんです)




52 柳沢信吾さんがロケしてた.JPG

途中にある漁港でお昼を食べようと

目星を付けていたお店に停まろうとしたら

TVのロケ中みただったので

パスします。

(柳沢慎吾さんがいたのでご当地番組の「人気もん」のロケみたいでした)




僕のバイクの音が過ぎるまで

収録せずにスタンバイしてたようなので

お店の前で停まる勇気がありませんでした。



なのでこの先の境水道大橋の下を過ぎたところにあった

「味所まつや」にお邪魔します。

53 お昼はここで.JPG



迷わず

男はドンブリじゃい!

ってことでほとんどメニューも見ずに

海鮮丼を注文




そして出来たのは

刺身を背負ったカニでした。

33 身が刺身のカニみたいです.JPG


たまげた!


ビックリする盛りです。




値段もお吸い物も付いて1570円とリーズナブルでございます。





大満足のお昼をいただいて

再び日本海が見えるk37を行くと

玉結湾に出ました。





これが山陰の海だ~~~!

って海じゃよ。

35 やっぱり山陰の海は綺麗.JPG


ツーリングじゃなかったら

速攻で海響になりたい海岸です。




で、この綺麗な海岸の先に

隕石が落っこちた場所があります。




いったいどんなクレーターが出来てるのか

期待して来たけど

モニュメントだけじゃった。

54 隕石落下地点.JPG



ここに隕石が落っこちたらしい





落ちた隕石はこんな大きさ ↓

55 当たったら痛そ.JPG




元は巨大な隕石だったのでしょうが

大気圏に入るときに大半は燃えちゃったのでしょう。



燃え残ったこの石ころがここに建っていた

木村さんちを直撃したらしい。




寝てると隕石が降ってくるんだから

木村さんもたまったもんじゃないぞ。




イトカワが60億キロの旅をして帰って来れるのだから

この隕石の落下予想って出来なかったのかな?




災難だった木村さんちの前は

こんな海です ↓

36 地元の子が泳いでいます.JPG


地元の小学生が泳いでいます。



木村君かもしれません。






元のk37に戻って

日本海を見ながら先へ行きます。

37 ツーリングじゃなかったらパンツだな.JPG



何処の海も美しく

たまに見える集落は山陰らしい

屋根が並んでいました。

38 山陰らしい屋根がならぶ.JPG



屋根の向きがバラバラで

南向きとかそんなの関係なく建ててるようだね。




山陰の風景を楽しみながら

しばらく走ってると

多古展望所の案内を発見!




k37から案内に沿って

曲がって見るとポッカリ穴の開いた

岩場がありました。

43 穴があいてる.JPG


今は穏やかだけど

日本海の荒波で削れたんだろうね。




海を見ながら

急坂を登るとキャンプ場があって

その敷地の端っこに展望所がありました。

39 展望台.JPG


お城の形でもなんでもなく

シンプルな展望台です。




登って見ると岬のテッペンにある

キャンプ場が見渡せます。

40 コテージが並びます.JPG


今度みんなとのツーリングで行きたいね。




外洋側を見ると多古灯台が見える

41 多古灯台.JPG



近代の灯台ですが

これも小さくて可愛いです。




いままで走ってきた美保関側を見ると

これまた絶景!

42 眺めよし.JPG



たっぷり

山陰の風景を堪能させていただきました。


56 山陰スイッチが入る道.JPG



んじゃ、そろそろ帰りましょう。



良く考えたらメッチャ

家から遠いやん。



しかも直接帰れる高速が無いよ。



ツーリングマップルを見て

一番最短で帰れそうな松江玉造ICから松江自動車道の

終点まで走ります。

57 運良く頭の上には発生していません.JPG


高速からは

真上に来て欲しくない積乱雲が見えます。



終点で高速を出て

後はひたすらR54で中国道の三次ICを目指します。

58 三次に向かっています.JPG


西日を浴びながら

三次ICから高速へ乗ったら

後は虫攻撃に耐えるだけ。

60 帰るだけ.JPG


遅くなりそうだったので

途中のSAで夕ご飯(またカレー)を食べて

真っ暗になってからMYガレージに到着。




こうして真夏の2日間はおしまい。





プチ夏休みとは言ったものの

かなり満腹に走ったツーリングでした。


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響のプチ夏休みツーリング(尾道でダイエット編) [ツーリング日誌]




ちょっと走って来ま~す




1 本州へ.JPG



夏休みなんて無いけど

響のプチ夏休みツーリングです。





なんで「プチ」かって言うと

一泊しかしないから・・・



2 朝日がまぶしいです.JPG



本当の夏休みツーリングの計画はあるにはあるんだけど

自然に逆らえないバイクでの旅ですので

もし行けなくなった時の保険のため普通の休みの日に

山陽・山陰方面でプチ夏休みのつもりで

遊んでみようと思います。


3 戸河内.JPG


例によってプランらしいプランは

何も考えてないけど

1日目のメインだけは決めています。





なんで暑い時に?って思われるかもしんないけど

坂の街、尾道探検でダイエットしたいと思います。





キライな高速走行も朝の涼しいうちに

走りきって中国道の三次ICから一般道へ

5 田んぼが綺麗.JPG


R184から地図で見付けちゃうとつい

遠回りの道だと知ってても

走ってしまう広域農道のフルーツロードを

走ってみた。


6 フルーツロード.JPG


やっぱり期待を裏切らない快適道で

周りはピオーネの畑が広がります。





フルーツロードからR486を経由して

「こんにちは、九州から来た響です」

1 カッパ様.JPG


カッパです。

(ちゃっつん、カッパだよ! アレ?今誰がカッパキャラだっけ?)




何気に今年はカッパのミイラなど

カッパスポットがやたらと多い気がするなぁ。



4 カッパ神社ですよ.JPG


カッパさんの下には小さな川が流れていて

どんどん淵峡って言うらしい。



その川のどんどん淵峡に河童神社があるようです。



住んでるカッパも

九州のカッパとはちょっと顔付きも

違うようだ。

2 九州のカッパとは違うな.JPG


カッパと言われないと

カッパに見えん。





んじゃ、どんどん淵峡へ

(ほとんど歩き無しで行ける嬉しい距離にあります)

5 どんどん淵.JPG


そんなに綺麗な渓流じゃないけど

せせらぎの音が涼しげです。



その川の河原にも

カッパがいらっしゃいます。

3 忘れられた感たっぷりのカッパ.jpg


かなり忘れ去れた感タップリです。



でも、しっかり幟も立ってるよ

7 金運満願って良い四文字熟語だね.JPG

「金運満願」ですって


なんて素敵な四文字熟語なんでしょう!




どんどん淵峡の横の歩道を進むと

鬼太郎ポストみたいな物がありました。

8 鬼太郎ポストですか?.JPG



中を覗いて見ると・・・




9 ちょっと可愛い河童が住んでいました.JPG


可愛いカッパがいました。



その可愛い河童の先に

河童神社の祠があります



6 カッパ神社は素朴です.JPG


雨ざらしの素朴な祠でした。




ふ~ん、と思いながら見てると



オッ!


7 きゅ、キューリや!.JPG


きゅうりやっ!



本当にカッパって胡瓜が好きだったんだ。



胡瓜を見るまでは「ふ~ん」ってだけで

スルーしちゃおうかと思ったけど

胡瓜を見てカッパが居そうな気になったので

しっかりお参りする響でございました。




しっかり金運満願を願って

川沿いの遊歩道を戻ってると

でっかいキノコの塊を発見。

10 すごいキノコの塊.JPG


60センチくらいある

キノコの塊でした。






んじゃ、そろそろメインの尾道へ行きましょう。



R486とR184で瀬戸内海を目指します。



長閑な風景から

一気に街の中へ

8 街の中へ.JPG


暑いですが

今年の真夏のツーリングも数度目なので

体も暑さに馴れてなんとか耐えれそうです。



なので暑いけど

尾道と言えば・・・

10 尾道と言えば・・・.JPG


尾道ラーメンでしょう。



しょうゆベースのスープなので

コッテリとんこつよりはアッサリしてて

真夏でも食べやすいラーメンです。

9 尾道ラーメン.JPG


でもやっぱり食べ終わると汗が・・・



名物は食べたので

カワセミ号の置き場を探してると

駅の横のショッピングモールの前に

みんなバイクを停めてるようなので

カワセミ号もそこに並べて留守番させます。




ジャケットやヘルメットを

駅のロッカーに預けて

尾道探検のスタート!

11 尾道です.JPG



あぁ、大好きな街へ帰ってきた気分です。

(まだ3回目ですケロ)


同じく北九州の八幡も坂の街ですので

長崎と並んでとっても馴染みやすい風景の街なのだ。





今日は僕の尾道スイッチを入れてくれた

CMと同じく尾道駅からスタートしたいと思います。




今回僕を尾道に誘い出したCMがコレ ↓

【前編】


【後編】



僕の一眼レフはαだけど持って来てないので

XZ-1と行く尾道探検です。




まずは港から

12 海峡.JPG


対岸は向島で

いきなり島が見える

ところが瀬戸内海らしいです。



海に近いところにある

アーケードに入ると

昔から栄えていたことがよくわかる

建物がいくつも残っていました。

35 風呂の跡?.JPG


昔の銭湯かな?



これは商社跡? ↓

36 古い建物がいっぱいです.JPG


海沿いの探検のなかなか楽しそうですが

全部を回るのは無理なので

途中から坂の中にある古寺巡りコースで

水のペットボトルを手に持ちながら

真夏のダイエット行軍を始めましょう。

13 古寺巡りから始める.JPG



国道2号線を挟んで一歩山側へ入ると

もう平坦な道は無い


29 コンデジでもここまで寄れる.JPG


ミンミンワシワシ暑苦しい効果音を聞きながら

尾道名物の階段の迷路を歩く



迷路を歩くとこんなに寺っているのか?

って思うほどお寺がいっぱいですが

それがまた尾道らしい風景を作っています。



風光明媚な坂には

絵を描く方がいっぱい。

17 絵になる坂.JPG


OLYMPUS XZ-1と歩く尾道って楽しい!




しばらくラフモノクロで尾道を

見て回りました。

14 ラフモノクロで見る尾道.JPG



降りたり登ったり

大林監督の映画のロケ地も

いくつも通ったことでしょう。





最初は元気に歩いていたけど・・・


19 眺めが良い所.jpg


景色は最高!





でも今まで我慢してハァハァとかゼェゼェとか

書かなかったけど・・・



20 もうヨレヨレです.jpg


もうクタクタなんですケロ




水のペットボトルは3本目です。






しかし

この風景を見るとまた元気が出る

21 ここからの眺めははずせない.JPG


眺めを楽しんで

木陰で休んでまた歩いて

また景色を楽しんでを繰り返しながら

猫の細道を探しましょう。


30 迷路です.JPG


大体の場所を尾道駅の中にある

観光案内所で聞いていたので

この辺か?


11 二足歩行.JPG


猫の細道じゃないけど

その周辺になると猫関連の物が増えます。


31 探せば猫がいます.JPG



尾道の観光ルートとしては

端っこになるけどここが

猫の細道です。

33 この字好きやな~.JPG


猫石が有名だけど

よく見ると地面に猫の足跡があるよ

12 猫の足跡.JPG


見落とすところだったけど

これはわざとじゃなくて乾いてないセメントの上を

猫が歩いちゃった痕かも。

(チャリンコの走った痕があるぞ)





32 猫の細道.JPG


猫の細道の周りには

もちろん猫石もあります

34 猫がいっぱい.JPG



まだ探すといっぱいありそうですが

最後の体力を残しておかないと・・・



とりあえず本物の猫は

この子だけでした

15 唯一見つけたニャンコ.JPG


夏の昼下がりですので

みんな見えない日陰で寝てるのでしょう。



んじゃ、最後の体力を使って上を目指す

18 くじけそうになる坂です.JPG


ロープウェイなんて使いません



尾道を100%楽しむなら

意地でも徒歩で・・・




ペットボトル4本目に入ります。



ハァハァ[あせあせ(飛び散る汗)]

ハァハァ[あせあせ(飛び散る汗)]





や、やっと千光寺の磨崖仏に着いた

28 千光寺の磨崖仏.JPG


汗だくで

お参りして・・・


最後の坂を上って・・・




尾道独り占めじゃ~~~!

25 鼓岩から.JPG



この風景を見るために頑張りました。


27 大好きな風景.JPG



CMと同じ場所にも座っちゃお


26 北川景子と同じ場所.JPG


このショットを撮って

僕の尾道スイッチは完了!



3kgくらい痩せたかな?





日陰のアーケードを歩いて戻り

ロッカーの荷物を受け取って

留守番をしてたカワセミ号のところに

帰ってきました。



13 待ってたカワセミ号.JPG


お待たせ~!



暑いからさっさと出ようね。



外しておいたレーダー探知機や

ナビを汗が吹き出る前に急いで取り付けて

出発!


14 街中ですが2車線しかないR2です.JPG


国道2号線を走ります。



天下の一桁国道ですがバイパスが別にあるので

ここは片側一車線です。




風は夏の風ですが

メッシュジャケットから入ってくる風が

汗を気化させて涼しくて生き返るよ。



15 特色のある道です.JPG



R2で尾道らしい風景を見ながら福山方面へ走ると

尾道大橋が見えてきた。


16 向島大橋.JPG



50円払って向島に渡ってみよう。





料金所の手前にPがあったので

カワセミ号を停めて歩道を歩いてみました。

(今日は良く歩く日じゃ)

38 向島大橋から.JPG



この橋からも尾道独り占めの風景です。




橋の上は駐停車禁止なので

歩かないとこの風景は見れません。




37 貨物列車がゆく.JPG



山陽本線に貨物列車が走ってる





右手には日立造船向島造船所の

でっかいクレーンが目の前に

39 メカ.JPG


見てるだけでお尻がムズムズしてきました。





んじゃ、小さいけど向島を時計周りで

一周して来るね。


18 島なので外周の道は海が見える.JPG


外周を回る県道を走ると

スグに海を見ながら走れるようになります。


40 瀬戸内海じゃ.JPG



島が点在する

瀬戸内海らしい風景だよ。



41 町が近いのにこの綺麗な海は良いね.JPG


海の色も青くて

とっても綺麗だ




島の南へやってくると

しまなみ海道の次の島に渡る

因島大橋が見えて来ました。



20 大きな橋はカッコイイ.JPG


四国に行ったときはこの上の橋を渡って行きましたが

今日は下を通ります。


22 因島大橋.JPG



短いけどなかなか楽しい

向島の旅でした。




また50円払って尾道大橋で戻ろうかとも思ったけど

せっかく尾道観光してるので

渡船に乗っちゃお!

23 尾道に来たら乗って見たかった渡船.JPG


橋だと50円だけど

渡船だと80円です。



30円高いけど料金所で焦って小銭を払うより

のんびりした渡船で渡る方が

精神的に良いかも。



市民の足なので

待ち時間もほとんど無しで

船がやってきます。

24 待ち時間はほとんど無い.JPG


乗り込むと

時計を見てないけど2分くらいで

対岸に着くよ(笑)


26 ハヤッ!.JPG


船というより

移動式の可動橋みたいなイメージです。




すっかり午後を回ってしまい

いったい何時間尾道で遊ぶんじゃぁ~!?

ってくらい満喫したので

一気に北上開始!




R184で尾道から出て

どんどん山の中に入ってk404で

八田原ダムへ

28 ダムの橋.JPG



その八田原ダムに架かる

夢吊橋に寄ってみました。




インパクトは薄いけど

これ、世界一なんです ↓

44 10秒ダッシュ.JPG


橋柱や桁を持たない吊床版橋と言う構造の橋らしく

この形式の橋で147.6mの長さは世界一みたいです。




10秒ダッシュしてみたけど

全然揺れないのでここはへっちゃらでした。




夢吊橋に寄り道した後は

k24で田舎道を快走


29 小さな街を抜けるよ.JPG



小さな街を抜けたり

農村だったりと景色があまり変らないけど

田んぼの香りを感じながら走るのが気持ち良いです。


45 水車小屋.JPG


しばらくこんな風景を見て走ってると

古い家並みが残る街に入りました。


33 あまり観光地化されていないのが良いね.JPG



ナビをほとんど見ないで走ってたけど

上下宿だったらしい。


34 上下宿.JPG



あまり観光地化されてなくて

古い建物もたくさんあって

時間があればゆっくり見てみたい街でした。


32 モダンな建物発見.JPG



ほとんど停まらずに抜けただけですが

街の真ん中に

上下教会がありました。


35 倉庫を改造した教会.JPG



前をスルーしただけなので良く見てないけど

蔵を改造して教会にしたみたいです。




暗くなったら嫌なので

どんどん先へ



k25から帝釈峡の中を通ります。

46 帝釈峡.JPG


すごく綺麗なイメージだったけど

水が淀んでイマイチ


36 湖畔.JPG




ヒグラシが鳴く

とっても涼しいところでしたが

見るなら紅葉の時期が良いかもね。




お土産屋が並ぶところに寄ったけど

あの丸い跡は何だろう?

37 鉱山の跡か?.JPG


ダム関連のトンネル?

(ソフトの看板があるケロ)





気になるけど

そろそろ宿探しをしたいので

東城へ行って見た。

39 東城です.JPG


東城の街の中を走ってると

古い学校の跡みたいな建物を発見

38 探検したい物件.JPG


廃校の跡かなぁ?


敷地には車が停まってて

勝手に入れる雰囲気じゃなかったので

外から見るだけ。


まぁ、ココに泊って良いよと言われても

お断りしますが

東城にはあまり泊るところが無いみたいなので

移動します。

40 並木が可愛いのです.JPG


ちょっと並木の可愛い道を通って

一区間だけ高速を使って

庄原で泊ることにします。




ホテルの周りに外食する場所が無いみたいなので

手短にカレーを食べて・・・

47 手短にカレーで終了.JPG


響のプチ夏休みツーリングの

1日目は終了!


41 グランドホテル.JPG


尾道探検で疲れてたのか

お子ちゃまが寝るような時間に寝ちゃった。





んにゃ・・・また

明日ぁ~~~・・・ムニャムニャ・・・・ZZZzzz



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鯛の鼻炭鉱 [廃墟&近代化遺産]



長崎県福島にある鯛の鼻

バスが来るようです.JPG



嘗ては炭鉱があって

利用する人も多かったバス停だったと思うけど

今は入口に火葬場があるだけで

バス停を使う人なんてほとんどいないだろうな。



3時間に一本.JPG


一応3時間に一本くるので

乗り遅れてもたった3時間待てば乗れます。




その鯛の鼻のバス停の下に

かつての炭鉱跡がありました。


炭鉱の跡です.JPG



もちろんずっと昔に閉山になってるので

残骸しか残ってないみたいだけど

その残骸が見たいので廃墟ハンターは頑張ります。



上からだと門があるようなので

下からのルートを・・・探す

かなり入るのに勇気のいる急坂.JPG



これ、大丈夫か?って道へ行けば海岸から行けるかも




ホッパーとルート.JPG


かなり歩く物件ですが

大きなホッパーのような上に出ると

そこが炭鉱のメインの場所みたいです。



コイツが茂るとやっかりです.JPG



しかし上から見たら開けた感じがしたけど

藪の深さはなかなか凄いぞ。





産廃場のような整地になってるが

その先に建物が埋もれています。

産廃場になってた?.JPG



入りませんが

診療所の跡かな?

宿直室でしょうか?.JPG



広場の真ん中にも

とても入る気も起こらない

木造の建物が残っていました。


侵入不可能じゃ.JPG


昭和6年から採炭を開始し

昭和44年まで石炭を採掘していたが

やはり他の山と同じく石油にエネルギー変換のため

閉山する。




この福島には福島炭鉱と桟橋を紹介したことがある

徳義炭鉱と今見てる鯛の鼻炭鉱の三ヶ所の炭鉱があったようです。


台座の跡発見!.JPG



敷地の奥に行くとホッパーか

何かの台座の跡が残っていました。


形あるものは壊れる.JPG




海が近いためか

破壊したわけでもないと思うが

コンクリートもボロボロだよ。

鉄骨が見えています.JPG



鉄骨じゃなくて鉄芯が剥きだしで

ヒビだらけになってる。






その台座のような横にはコンクリートで溝を埋めたような痕が

敷地を斜めに横切って海側へ向かっていました。


コンベアの溝の跡かな?.JPG


多分、これは採掘した石炭を運搬するコンベアの軌道の

跡じゃないかな?



海側はそのまま積み出し港で

逆に辿ればもしかしたら坑口があったのかもしれません。

(行きません)


コンベアの基礎?.JPG



勝手にコンベアの軌道と思ってる横に

あるのはその動力源?


電源でしょうか?.JPG



土台の上には

大きな制御盤のような物が見えます。






じゃ、更に奥へ・・・

なんとか残る診療所みたいな跡.JPG


選炭場なのかどうか解らないけど

工場みたいな建物が並んでいますが

いずれも木造です。


良く見れば2階建てや.JPG



海沿いで風も強いと思うんだけど

よく残ってたね。




入るのは遠慮させてもらって

横の戸が開いたところから

カメラだけ突っ込んで撮って見た。

骨組みが美しいです.JPG


やはり工場の跡みたいですが

柱の組み方が凄いぞ。




かなり頑丈に組まれているので

いままで壊れずに残ったのだろうね。

ガランとしてる.JPG




2階があると思っていたところは

吹き抜けで光を取り込んだり

換気をする役目だったようだ。


木造が残ってるのが凄い.JPG



その奥も工場の跡みたいで

壁はスレートで閉山前くらいに

補強した後の壁かな?

ジャングルになりかけ.JPG



こちらは車がそのまま入れるような大きな

間口が開いていて

中は綺麗に片付けられたままガラ~~ンとしています。


一番大きな選鉱所みたいな場所.JPG



こちらの棟も天井から

光を入れる構造になってるようだ


屋根は光を入れる構造みたいです.JPG



建物以外は

ほとんど痕跡が無いが

火元責任者のネームプレートなどはそのまま

責任者の名前がそのまま残る.JPG




閉山するまでに一坑から二坑まで出来た

比較的大きな炭鉱だったようだが

人が居なくなると

広さが寂しさを倍増させます。


そのまま緑になってください.JPG

島だったおかげで

再開発がされずにこうして遺構が残ってるが

ここで嘗て日本を支えていた産業があったことは

みんなあまり知らない。




そして上から来ようが下から来ようが

キツイったらありゃしないって言うのもみんな知らない。

風光明媚な島の風景を堪能できる上の県道から

眺めるだけにしておいたほうが良いかもと思う

炭鉱跡は西肥バス鯛の鼻バス停から徒歩20分


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